ページ

2014年9月22日月曜日

IT資産価値研究会(第15回)

【開催概要】
  • 日時:2014年10月14日(火) 18:30~20:30 
  • 場所:株式会社オージス総研(東京本社) 会議室
  • 議題:経営情報学会(秋)の 発表の進め方
      :
    発表内容に関する擦り合わせ・相談等
  • 参加者:向、竹政、河田、石井(敬称略)
 
 

2014年9月8日月曜日

第4回 浜名湖フォーラム(旧カリアック会議)

下記日時で開催された第4回 浜名湖フォーラムにて、IT資産価値研究会の研究発表を行いました。

【浜名湖フォーラム開催概要】
  • 日時:2014年9月5日(金)13:00 ~ 9月7日(日)15:00
  • 場所:ホテル米久 会議室
       (静岡県浜松市中区伝馬町94)
  • 主催団体:一般社団法人 経営情報学会 中小企業のIT経営研究部会
         一般社団法人 クラウドサービス推進機構
         特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
(※)開催概要の詳細は下記リンクをご参照ください。
http://www.itc.or.jp/news/jasmin_140813.html


【研究発表のテーマ概要】
  • IFRSにおけるソフトウェア資産の評価(加藤)
ソフトウェア資産の評価は、IFRSによってどのように変るか。また、ソフトウェア起点の業務プロセス(ビジネスモデル)は、無形資産として、どう評価されるかを検討する。
  • IT維持費・投資の評価方法の再検討(向)
ITの投資、維持に関連する費用は事業の固定費としてあらわされる。その観点から、IT投資、維持に関する費用・投資の方法について提案する。
  • 疎結合設計の経済合理性判定モデルの検討(石井)
疎結合設計など、『技術的負債』を避け、将来に発生するであろう改修の潜在的なコストを低減する方針や技術の採用は、初期導入時のスピードやコストとトレードオフの関係にある。スピードやコストに対する要求が厳しくなる中で、過度な負債を背負い込まないための定量的な評価モデルを検討する。
  • データ視点のIT資産価値評価 (河田)
企業活動で取り扱うデータの増加、重要性の高まりに比して、データの資産評価は十分とは言えない。企業に眠っているデータに着目し、データの資産価値評価の視点を検討する。
  • 顧客経験価値からみたIT資産価値評価(竹政)
グッズ・ドミナント・ロジックからサービス・ドミナント・ロジックへの変化、経験経済など、顧客価値の捉え方は変化してきている。IT資産価値の検討においても、これらの顧客価値の変化を考慮に入れるべきである。

発表者の皆さん、参加者の皆さん、お疲れ様でした。

2014年8月4日月曜日

IT資産価値研究会(第14回)

【開催概要】
  • 日時:2014年8月4日(月) 18:30~20:30 
  • 場所:(社)電波産業会 会議室
  • 議題:浜名湖フォーラム、経営情報学会(秋) 進捗、発表内容に関する相談
       :資源の結合と持続的競争優位性に関する考察
         (経営情報学会 春大会発表内容)<向>
  • 参加者:向、竹政、石井、野村(敬称略)


2014年6月17日火曜日

IT資産価値研究会(第13回)

【開催概要】
  • 日時:2014年6月17日(火) 18:30~20:30 
  • 場所:株式会社イージフ 会議室
  • 議題:秋の経営情報学会 秋大会に向けて、発表の進め方、発表内容について
       :資源の結合と持続的競争優位性に関する考察
         (経営情報学会 春大会発表内容)<向>
  • 参加者:松島、向、竹政、河田、石井、加藤、野村(敬称略)



2014年5月13日火曜日

IT資産価値研究会(第12回)

【開催概要】
  • 日時:2014年6月17日(火) 18:30~20:30
  • 場所:ブレインズテクノロジー株式会社 会議室
  • 議題:システムダイナミクスによるミドルウェア及び疎結合設計投資の正当化(石井)
       :ビッグデータの分析がもたらす価値<仮>(河田)
  • 参加者:松島、向、竹政、河田、石井、吉田、野村(敬称略)


2014年4月24日木曜日

IT資産価値研究会(第11回)

【開催概要】
  • 日時:2014年5月12日(月) 18:30~20:30
  • 場所:新日鐵住金ソリューションズ株式会社(NBF新川ビル<東館>) 会議室
  • 議題:今後の研究の方向性~価値とは?~(竹政氏)
       :中小企業のクラウド投資における意思決定の新たな視点(野村氏)
  • 参加者:松島、向、竹政、河田、石井、野村(敬称略)

【討議内容】 
  •  価値(顧客価値、経営者視点の価値、交換価値、使用価値)について

 【討議内容まとめ(一般社団法人クラウドサービス推進機構 代表理事 松島氏)】
  1. 価値は本来的には主観的なものであるが、経済、経営においては、経済的価値、財務的価値を表現せざるを得ない局面が少なくない
  2. 経済的として、一番、わかりやすく数値化可能なものが交換価値である
  3. 資源ベースの理論においては、交換が困難なもの、模倣困難なもの、経路依存性など、いわば、一般に経済的価値として表記されにくいものを戦略的価値があると規定した
  4. その会社でしか価値のない会社特殊(company specific)な資源は、交換価値をもつものではなく、使用価値が中心である。その数値化は、本質的に困難である
  5. 私たちはIT投資評価において、できる限り数値化を試みることで経営者の意思決定に役立つ情報を提供することが重要な使命であると思い込んでいたかもしれない
  6. しかし、このスピードの速い時代に、経営者は、このような精緻な情報を求めているのだろうか
  7. ROIが、1.2の情報の精度が、1.23になったところで、経営者は本当に喜ぶのだろうか、意思決定に役立つと思うのだろうか
  8. 企業戦略にかかわればかかわるど、IT投資は事業戦略支援であって、事業の不確実性と表裏一体である。事業の成功確率の精度以上の精緻な情報が必要なのだろうか
  9. これまで部分最適より全体最適のほうが優先するという提唱がなされてきたが、それは、今のようなスピードが速い時代にはたしてどれだけ有効だろうか
  10. 事業部門が、自分の事業の採算性の観点から投資を決定する時に、CIOは全体最適の観点で拒否することの正当性はどこにあるのだろうか
  11. 価値は、つねに、誰かにとっての価値であり、本質的に主観的である
  12. 事業部の価値観による部分最適価値と、CIOによる全体最適的価値とはどちらが優先するという時代ではなく、割り切り、折り合いという調整的プロセスを組み入れる必要性が浮上している。それは、まさしく、私たちが長らく唱えている利害関係者間の合意作成という調整的プロセス、調整的手法と合致する
以上

2014年3月11日火曜日

IT資産価値研究会(第10回)

【開催概要】
  • 日時:2014年4月7日(月) 18:30~20:30
  • 場所:株式会社オージス総研(東京本社) 会議室
  • 議題:「IT資産の価値創造モデル構築と評価手法」
         研究の方向性と進捗について(向氏)
  • 参加者:松島、向、竹政、河田、石井、田口、野村(敬称略)
  • ゲスト参加者:小酒井氏(玉川大学)

栗山敏氏、日本テレコム社会科学賞、受賞記念セミナー

当研究会に参加されている栗山 敏氏の著書「情報システムを成功に導く経営者の支援行動」
(白桃書房)が電気通信普及財団の「日本テレコム社会科学賞」を受賞されましたことを記念して、
下記のセミナーが開催されます。 (授賞式は17日) 
 http://www.taf.or.jp/award/index.html

【開催概要】

  •  日時2014年03月24日
  •  場所:株式会社オージス総研(東京本社) 品川インターシティA棟12F
  •  参加費無料
  •  定員20人(先着順)
  •  主催:松島 桂樹 (一般社団法人クラウドサービス推進機構 代表理事)
【タイムスケジュール】
 16:00 オープニング 
 16:05 栗山 敏氏 講演 
 17:10 パネル「栗山論文の価値と意義」 
 17:50 クロージング 
 18:15 懇親会

【申込み】
 参加を希望される方は、下記リンクから申込みをお願いします。
 http://kokucheese.com/event/index/153000/

2014年2月17日月曜日

IT資産価値研究会(第9回)

【開催概要】
  • 日時:2014年2月25日(火) 18:30~20:30
  • 場所:三井情報株式会社(愛宕本社) 会議室
  • 議題:研究テーマについて(川崎氏)
       :経営情報学会 春大会の発表について(向氏)
       :今後の研究の進め方について(河田)
       :成果を生み出すIT資産とは?(川崎氏)
  • 参加者:松島、向、竹政、河田、川崎、石井(敬称略)