- 日時:2013年5月13日(月) 18:30~20:30
- 場所:株式会社オージス総研 会議室(品川インターシティ)
- 議題:IT資産価値の3つのアプローチ
- 参加者:松島、栗山、向、竹政、河田、川崎(敬称略)
- ゲスト参加者:森下氏、仲吉氏(三井情報)
【討議内容】
IT資産価値の3つのアプローチ(新日鉄住金ソリューションズ株式会社:向氏)
- 情報システムライフサイクル アプローチ
- 合意形成アプローチ、発展形としての「期待」と「約束」によるアプローチ
- 会社・事業の財務構造評価アプローチ
【討議内容まとめ(武蔵大学 松島教授)】
- プロジェクト単位での収益性から事業単位での収益性評価が主流になってくる。
- IT資産の価値問題は、現存の情報システムの価値を可視化するとともに、これを意識した経営者の意思決定を支援する。
- IT資産の価値は、情報システムそのものの客観的な価値ではなく、それを利用する事業、経営者との関係性のなかで、定式化される。
- 効果や利益を企業にフィードバックする事業部門を支援するのが、情報システム部門の役割であり、情報システムの価値は事業部門の包括的満足度に還元される。
- ライフサイクル評価は、劣化した情報システムの撤去、exitだけを目的するのではなく、情報システムの健康診断情報(healthcare informatuion)を提供することによって、ライフサイクルの長期化、すなわち、ライフサイクルコストの減少をもたらす。
【次回予定】
- 日時:2013年6月10日(月)
- 場所:新日鉄住金ソリューションズ株式会社