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2013年6月10日月曜日

IT資産価値研究会(第2回)

【開催概要】
  • 日時:2013年6月10日(月) 18:30~20:30
  • 場所:新日鉄住金ソリューションズ株式会社 会議室(東京住友ツインビル)
  • 議題:ソフトウェア資産管理とIT投資マネジメントの関係性
       :IT資産価値評価に関連したこれまでの取り組み
  • 参加者:松島、栗山、向、竹政、河田、川崎(敬称略)
  • ゲスト参加者:仲吉氏(三井情報)

【討議内容】
ソフトウェア資産管理とIT投資マネジメントの関係性(ブレインズテクノロジー株式会社:河田)
IT資産価値評価に関連したこれまでの取り組み(三井情報株式会社:川崎氏)


【討議内容まとめ(武蔵大学 松島教授)】
    1. IT資産価値は目的によって変化する
       (1)開発費、取得費用の年度分散的な費用配布、償却
       (2)将来の収益還元、NPV相当
       (3)M&Aの際の資産査定
    2. ITは劣化するか、ノウハウ、情報は劣化しない。価値は減価しない
    3. IT資産価値が、取得費用を上まってもいいのか
    4. 目的が進化するのではないか、その進化に合わせた成熟度モデルはどうだろうか
    5. 金額評価だけではなくスコアリングで可視化できる場合もある。
    6. どこにニーズがあるか?
       (1)経営者の投資意思決定へのライフサイクルポートフォリオ面からの支援情報
       (2)稼働中システムの棚卸し目的、仕様が少ないシステムの除却、バーションアップへの意思決定支援
    7. 個別企業の個別状況でのモデル化は可能だが、包括的、一般化はどうするか?
    8. コンサルティングプロセスを提案し、ビジネスの可能性を検討する

                            【次回予定】
                            • 日時:2013年7月1日(月)
                            • 場所:ブレインズテクノロジー株式会社